金属アレルギーがある場合の結婚指輪について
金属アレルギーがあれば結婚指輪は…
結婚指輪は一生に一度。大切な人と共に過ごす証として、みにつけるものです。しかし中には、難しいという方も少なくありません。特にアレルギーを持っている方にとっては、大問題です。
結婚指輪の素材によく使われているプラチナは、アレルギーが起きにくい素材ではあります。しかし、アレルギーが起きにくいものは純度が完全100%のプラチナの場合。結婚指輪に使われているプラチナは他の素材も混ざっているため、安心はできません。しかもプラチナそのものにアレルギーを持っている場合、手の打ちようがないのです。
アレルギーを知ること!唯一の防衛策
でもアレルギーを持っていても、結婚指輪を手にする方法が1つだけあります。ずばり「知ること」です。皮膚科に足を運び、パッチテストを受けてください。パッチテストを受ければ、ご自身がどんなアレルギーを持っているのか分かります。アレルギーの種類が分かれば、対策の仕様も出て来るでしょう。
例えば銅のアレルギーを持っている場合、銅が使われていない結婚指輪を避ければ問題解決です。「知る」のは、アレルギー発症リスクを最小限に食い止めることに繋がるのです。
パッチテストを受けよう!
パッチテストは、皮膚科の病院で受けることができます。ただ病院や症状によっては、パッチテストが受けられない所があるのも事実。「いじわる」で断っているのではなく、アレルギー以外の原因が考えられるからです。
そもそも皮膚の状態が悪くなるのは、アレルギーだけが原因ではありません。アレルギー以外の原因が考えられる中で、パッチテストを受けるのは時間の無駄です。ただ何が原因で異常が起きるのかは、素人では判断に困るもの。だからこそ、事前の問い合わせが重要になるのです。
パッチテストにかかる費用は?
金属アレルギーと思われる症状が出ている場合、パッチテストは保険適用になります。ただし、症状も何も出ていない状態でパッチテストを受けると自費診療となるので、お金もかかります。
すでに金属が原因と思われるアレルギーが発症しているのなら、パッチテストよりも、まずは医師の診察を受けるのが先決です。